令和5年1月の初旬、アルゴリッチという暗号資産の自動売買システムを売っている会社から電話があり、暗号資産(ビットコイン)の自動売買の無料システムの無料モニターに参加できるのでやりませんか?と言われ、興味があったため、承諾してしまい。最初は無料モニターの試行期間として、数万円分のビットコインのボーナスが付与されるので、それで1週間程度試して気に入ったら、自身で資金を入金し、無料モニターを始めることができるという話しでした。
エクストラストというスイスの会社?のシステムのページに誘導され、自身のビットフライヤー口座経由で入金等手続きを済ませました。
最初は100万程入金し、約0.4ビットコインから入金を始めました。
会社の概要についても質問したのですが、まだ日本には支社がなく、これから進出していく上で、事前に日本国内でモニターを100人程確保して、約7ヶ月程度運用実績データをとり、実際に日本国内でもシステムの販売を進めていくという説明がありました。
アメリカや海外では実際にシステムを販売して世界各国でも使用されているとのことでした。
また、モニター期間が終わるまでは、データ取りに影響するため、資金の出金については控えて欲しいと言われました。
それから平日は毎日運用確認ということで、担当者(みうら)から電話連絡があり、利益の確認、ビットコインや投資についての質疑応答という形で話をしていました。
ビットコインの利益も順調に得られていく中、増資の勧めがあり、担当者(みうら)の上司(たけ)を紹介され、増資のタイミングや、資金調達についてもアドバイスしていただき、300万円(1ビットコイン)程増資しました。
その300万円については、今までの話の流れの中で自身が持っているデイトナ(ロレックス)についても話したことがあり、担当上司のタケから、ロレックスを質に入れると300万円にはなる、質に入れてでも今は増資するチャンスであると再三に渡り説得され、2月5日に札幌市の大黒屋に質入れし、285万円を借用し、足りない分を加えて確保した資金になります。
そこから質流れしないように毎月36,625円の利息を支払っています。
毎月の利益が利息を大幅に上回るので全く問題ないとも言われました。
アルゴリッチ担当三浦もキャッシングローンで数100万円を借り増資しているとも話していました。
その後も担当から毎日運用確認の電話連絡があり、運用も順調に進んでいるかと思われました。
4月末頃に担当者(みうら)から、データ取りが順調に進んでいるため、モニター期間の終了が、6月いっぱいになると連絡がありました。
そこから、システムの販売まで数ヶ月の期間が空き、10月2日から一般申し込み受付が始まり、SNS等へのCM広告の掲載も始まるとのことでした。
モニターの方々は引き続きシステムを活用する希望があれば購入可能であり、モニター者の限定特典として、7月1日から運用を開始できるようシステムを先行販売するとのことでした。
モニター特典には、アルゴベーシック(料金0.1ビットコイン、月利10%を狙う)、アルゴプロ(料金0.2ビットコイン、月利20%以上は確実)、アルゴプレミアム(料金0.4ビットコイン、月利30%以上を狙う)の3つの中から選ぶことができ、数に限りがあるため、先着順になる、5/25までが支払い期限であると説明を受けました。
アルゴプレミアム(料金0.4ビットコイン、月利30%以上を狙う)を選び3つの約150万円分を追加で自信のビットフライヤー経由で、アルゴリッチに振り込みました。
これから新しいBotコードが発行されるため、それまでお待ちくださいと言われ、7月1日から現在の運用を引き継ぎ、新たに運用が開始されると説明をうけました。
それからしばらく同じように毎日運用確認が行われていきました。
6月1日になり、いつもの決まった時間に担当者(みうら)から電話がなかったため、こちらから電話をすると、「この電話番号(080 8091 5250)は現在使われておりません。」というような状況で、もう1人の別の担当者にも電話したとこれ、同じく「この電話(090 4547 4700)番号は現在使われておりません。」という状況です。
担当者の上司(たけ)に電話(080 2138 6519)したところ、コール音はなるのですが、一向に電話にでません。
慌ててシステムのページから全額出金しようとしましたが、出金もできない状態でした。
その後6月初旬に某法律事務所に相談し、相手のアドレスを追いかけ、確認が取れ次第仮想通貨取引所に情報開示請求し、返還請求ができるとのことでしたので依頼しました。
約1ヶ月(7月中旬頃)で仮想通貨詐欺被害レポートが出来上がり、そこから3件中2件(ビットバンク)に開示請求をしてもらいました。
その時併せて近隣の警察署にも被害相談にいき、弁護士事務所に作成いただいた被害レポートを提出するとともに、法律事務所の担当者からも警察の担当者に電話で状況をお話しいただき、弁護士事務所と警察の双方にて動いてもらうこととなりました。
約4ヶ月が経ち、11月13日、担当法律事務所から連絡があり、ビットバンクから開示請求に応じられない旨の回答があったことをしらされました。
それを受け警察担当者にも連絡をしたところ、警察としても動いているものの、ビットバンクからは情報開示されなかったということを伝えられました。
その後、直接ビットバンクのサポートに以下のとおり問い合わせのメールをおくりました。
「暗号資産投資詐欺の被害をうけたものです。
私の資金が被害に遭い、ビットバンクさんで開設された口座(アドレス)に行きついているようです。
弁護士や警察からの情報開示請求には応じていただけるのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。」
その次の日、下記の通りビットバンクサポートから回答があり、弁護士事務所にも共有し、千歳警察署担当者様にも共有させていただきました。
以下回答内容
「ビットバンクサポートチームです。
この度はご心労のことと拝察申し上げます。
本件につきましては、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口に被害届をご提出いただけますでしょうか。
相談窓口一覧は下記URLに記載されておりますのでご活用ください。
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html
被害届を受理した警察より、当社へ情報提供の依頼がございます。
警察の要請を受け、当社から警察へ情報を共有いたします。
お客さまのご状況をお察しする限り誠に心苦しい限りではございますが、各捜査機関への情報提供及び捜査への協力をさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。」
指示があったとおり警察署から再度ビットバンクに開示請求をしていただきました。
しばらくして、年が明けて1/5に警察から電話があり、ビットバンクの回答によると、「弁護士事務所で出してもらったレポートの通りであるものの、海外のサーバーを経由しているため、個人の特定は困難である」との回答をいただき、警察としてもお手上げであり、これ以上の捜査はできないと言われました。
もう本当になす術はないのでしょうか?
また、海外サーバを経由しているから犯人が特定できないとはどのようなことでしょうか?
こんな詐欺に引っかかってしまった自分が情け無いですし、資金も600万円以上失ってしまったことも悔しいですし、何より平気で人を騙す詐欺師共が許せません。
奴らに制裁が下されることを切に願います。
返信先: アルゴリッチシステム

被害額:約600万円
2024年2月21日 10:37 PM